2010年度より冨島健司氏がAA級審判員として活躍することとなりました。昨年度A級昇格に引き続き1年での昇格となります。また、京都ではAA級審判は歴代6人目となります。協会報に掲載された冨島氏のコメントを紹介します。

「　現在、京都女子中学・高等学校に勤務しております、冨島健司です。今回、AA級審判に昇格できたことはうれしく思います。より一層責任感と笛の重みを持って活動しなければならないと感じています。
　教員になってからクラブ指導と同時に審判活動を始め、７年間日本公認審判として活動してきました。そして昨年度からA級審判となり、割り当てが今までとは全く変わった１年間でした。全国インターハイ・全国ウィンターカップでは準々決勝まで、関東大学男子リーグ１部・２部、インカレ２回戦、オールジャパン、近畿総合決勝など、今までに経験したことのないレベルの高いゲームばかりで、目の前の審判を必死でやってきました。
　しかし、どの大会でも「京都の中で審判をしてきた経験」、「顧問の先生や審判の諸先輩方から学んできたこと」、「京都の大会で失敗をしたり、上手くいかなかったこと」を糧にしてチャレンジしてきました。特に大学のゲームを審判するときには、「京都で活躍していた選手が多く出場しており、今までにその選手達のゲームを審判してきた」という想いが自分の自信になりました。次のステップに踏み出せるのも、この京都で諸先輩方、審判の仲間、顧問の仲間、クラブの生徒や選手からたくさんのことを教えてもらったおかげだと思います。
　これからも１試合・１試合を大事にし、「選手が最大限パフォーマンスを発揮できるように審判する」、「選手もチャレンジするように、審判もこのゲームで自分の課題にチャレンジする」という気持ちを持ちながら審判活動をしていきたいと思います。そしていろいろな大会で学んだこと、感じたことを自分の審判を通して表現していきたいです。
　最後に次のステップは、国際審判を目指し、世界で活躍できる審判になることです。これからもより一層努力を重ねていきたいと思います。」

今後は国際審判へとチャレンジいただき、世界各地で活躍できることを期待しています。