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近畿YOC2006受講レポートの掲載
【最終更新日】 2006年08月20日 07時00分

2006年度近畿YOCの受講レポートを掲載します。

【片岡弥生さん】
 今回、近畿YOCに参加することができ光栄に思います。
この講習会で2つの課題をもって参加しました。1つ目は「ゲームの内容を理解すること」をねらいとして、両チームのポイントとなる選手やオフェンスのパターン、ディフェンスの形を1Qが終了するまでに把握すること。2つ目は「確認の徹底」をねらいとして予測のもとにスペースをとらえることができる位置に動くことです。
 1日目は稲川氏と吹きました。試合前のカンファレンスで、アイコンタクトの徹底を確認しましたが、審判同士でうまく協力ができませんでした。見ている所が重なっおり、相手のエリアを判定してしまうなど、相手審判の状況を把握できていませんでした。個人の課題の「確認の徹底」では、決めつけの判定をしてしまい選手に不満を持たせてしまいました。確認するために予測して動き、スペースをとらえるというところで終わってしまい、そのプレイが正当なプレイでうまれたものなのか不当なプレイでうまれたものなのかまで確認ができていないと講師から指摘され、自分の弱点が浮き彫りになった試合でした。
 2日目は鬼塚氏と吹きました。前日の反省を活かし、審判同士の協力ができるように選手と相手審判の位置を毎回確認しながらゲームに取り組みました。この試合では相手審判とアイコンタクトをタイミングよくとることができ、落ち着いた判定につなげることができました。課題である「確認の徹底」では講師から角度や動きなどに工夫をしさらに経験を積む必要があると指摘を受けました。また今後の審判活動に関する話もしていただきました。
 2日間、自分で実践したことはもちろん、講習生の審判を見て講師の方々と判定や位置取り、動きにに関して話合えたことが非常に勉強になりました。今後は審判活動において選手やコーチ、観客から信頼される審判になれるように、ひとつひとつのプレイを自分の目で確かめ確認し、よりよい角度からプレイを見に行くための努力をしていきたと思います。

【田中智也さん】
 今回、近畿YOCに参加させていただいて、多くのことを勉強させていただきました。ありがとうございました。今回の近畿YOCでは、「1.プレーを予測して、より早くよい場所へ動く。」「2.自分が感じたままに積極的に判定する。」「3.自分の割り当てられたゲーム以外で講師の方、および他府県の若手審判員の方と一緒にゲームを観戦し、ゲームの感覚、知識を身に付ける。」の3つを目標としていました。講師の方は他府県の上級審判員の方で、ゲーム後の反省では普段と違う観点からの指摘をいただき、新鮮でした。自分の目標に対しても含めて良い点、悪い点いろいろな指摘をいただきましたが、その中でも2日目のゲーム後の反省は非常に印象深いものでした。そのゲームは開始当初から荒いプレーが目立っており、私はなんとか荒いプレーをやめさせようと多く笛を鳴らしていました。その結果、ゲーム全体のファール数が非常に多くなってしまいました。そのゲーム後の反省で、講師の方から「僕なら半分の笛は吹かないよ」と言われたのは衝撃でした。そのゲームで再認識したことは、審判とはバスケットをさせるために存在するのだということ。審判が笛を吹くからゲームがおさまるというわけではないということでした。 また、他府県の若手審判員の方々のゲームを観戦できたこと、話ができたことは非常に良かったです。普段、あまり会う機会のないミニ連など他連盟の方々のバスケットに対する考え方、バスケットの指導方針などは、バスケットとしての視野を広げるという意味で勉強になりました。 今回得た経験を生かせるかどうかは、今後の自分の気持ちと行動によるものだと思います。この経験を十分に生かせるように日々努力していきたいと思います。

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